釣りを始めたばかりは少なかった釣り道具。
「どうしたら魚が釣れるのか?」と釣りに行くたびに仕掛けを購入し、色んなパターンを試すのも釣りの醍醐味の1つですよね。
しかし、魚との駆け引きの手札が増えて釣果アップに繋がる反面、「仕掛け類がバッグの中で散乱して使いにくいっ!」なんていうことも・・・。
仕掛けを変える時に、毎回必要なモノを探すのは、時間が勿体ないし精神的にも良好とは言えませんよね。
そこで今回は、ワームの収納はもちろん、散らかりやすい仕掛けなどの小物類をまとめて保管できるダイワワームホルダーM(B)を使って、おすすめの収納方法をご紹介します。
ダイワワームホルダー
今回ご紹介するのは、ワームを購入したパッケージのまま保管するのに最適な、ダイワワームホルダーM(B)です。
カラーはブラックとオリーブカモフラージュの2種類あって、どっちもカッコ良くて悩みましたが、迷彩柄につい手が伸びてしまいます(笑)
見た目も購入するには重要なポイントなので、選べる楽しみがあるのは嬉しいです!
まずは、ダイワワームホルダーM(B)のサイズや収納容量などを詳しくみていきましょう。
サイズ
高さ17cm、横幅20cmで、パッと見「思っていたより大きくて少し使いにくいかな?」という印象でした。
しかし、私がよく使うキジハタ・アイナメなどのロックフィッシュ用のワームパッケージがジャストフィットするサイズで、収納方法も色々と試してみたいこともあり購入しました。
ワームを購入したパッケージのまま保管する方には、シンプルで使いやすいホルダーです。
袋から取り出してケースへ保管も全然ありですが、ワームによっては形が崩れてしまって、水中でワーム本来の動きが発揮できなくなります。
購入したパッケージでそのまま保管は、ワームの形崩れ防止はもちろん、ケースへ移す手間もなくて楽チンそのものです。
ワームホルダーの底は、嬉しいマチ付きで奥行き8cm!
厚みのあるワームパッケージも安心して収納できますし、中央に仕切りがあって、2室構造も仕分けに便利です。
収納容量
仕切りを挟んで、各4cmの幅のポケットに、ジグヘッドリグ用とテキサスリグ用のワームに仕分けしてみました。
前室のワームパッケージの小さいジグヘッドリグ用ワームは6袋、後室のテキサスリグ用ワームは3袋入れても余裕があります。
もっとワーム袋を収納する余裕はありますが、「取り出しやすさ」を意識すると、このくらいの量が適量かなと感じます。
外観
表面
収納量が変わっても、「これでもかっ!」というくらい幅広のマジックテープでピタッと留められるのは正直驚きました。
マジックテープで留める面が、こんなにも幅の広いタイプは初めて見ました(笑)
コンパクトに収納したい方や、色んな種類のワームを試したい方にも好きなように収納できるのは嬉しいですよね。
裏面
裏面にはメッシュポケットが付いています。
バッグの中で散乱しやすいショックリーダーやスナップなどの小物類の保管にめちゃくちゃ便利っ!
おすすめの収納方法
今回は、私の持っているボディバッグを使って、ダイワワームホルダーM(B)のおすすめ収納方法をご紹介します。
この記事では「ただしまうだけ」ではなく、「使いやすさ」に焦点を当てて、次の2つのパターンでお伝えします。
- 動作にかなった収納
- ひとまとめにするグルーピング収納
それでは、それぞれの収納例を詳しく見ていきましょう。
1.動作にかなった収納
まずはじめに、動作にかなった収納とは、仕掛けを作る際に、必要な時に使いたいモノだけを取り出す収納方法です。
この収納方法の最大のメリットは、立ちながら仕掛けを作ることができます。
ダイワワームホルダーM(B)には、ワームのみ保管します。
各ポケットに、仕掛けを作る工程別に小物を分けて収納します。
- ショックリーダー・スナップ:PEラインとリーダーの結束・スナップの取り付け
- シンカー・フック:ラインにシンカー・フックの取り付け
- ワーム:フックにワームを取り付け
各工程に必要なモノだけを取り出すため、立ちながら仕掛けの作成・変更が簡単に行えます。
作業効率を重視した収納方法ですが、デメリットは次の2つが挙げられます。
- 取り出す・しまうの頻度が多い
- 定位置が決まっていないと散らかりやすい
バッグのポケットの数に左右される収納方法なので、自分のお気に入りのバッグを探す楽しみもメリットの1つかもしれませんね。
私が1番最初に購入したアブガルシア スリングボディバッグは、ドリンク・ロッド・プライヤーなどを収納できるホルダー類が充実しているバッグです。
しかし、購入当初はワームをバッグに放り込んで、中身が散乱しまくったこともあり、しばらく使っていませんでした。
ダイワワームホルダーでワームを収納して、使用感を実際に試してみたところ、劇的に使いやすくなりました。
バッグの中で、ワームホルダーを立てて保管できちゃうなんて最高です!
汁系ワームも、袋が横になったり、逆さまになって汁がこぼれてしまう心配もありません。
2.ひとまとめにするグルーピング収納
グルーピング収納とは、仕掛けに必要な複数のアイテムをひとまとめにして収納する方法です。
仕掛けに必要なアイテムを全てダイワワームホルダーに収納することで、バッグから取り出す・しまうの作業が1回で完結、時間も手間も短縮できます。
バッグからワームホルダーを取り出す・しまうだけの簡単工程ですが、全ての仕掛けを取り出すことになりますので、しゃがんだり座ったりして仕掛けを作る必要があります。
仕掛けは全てダイワワームホルダーに収納するため、バッグはシンプルで見た目重視のダイワワンショルダーLT(C)がおすすめです。
アパレル関係にも力を入れてるダイワだけあって、カラーバリエーションも豊富です。
YouTube内では触れていませんが、こちらの動画撮影時にバッグ、ワームホルダーの使いやすさもテストしてきました!
バッグの中身が見えにくい夜釣りでも、ワームホルダーを取り出すだけなので快適の一言です(笑)
参考までに、パターン別の収納方法も見ていきましょう!
釣り初心者ちょい釣り収納
釣りを始めたばかりで、実釣経験の浅い方は、色んな仕掛けを駆使して、なんとか魚をひねり出したいって気持ちになっちゃいますよね。
写真は、ジグヘッドリグのルアーゲームと、さびき針のちょい釣り収納例です。
仕掛けの種類は他にもありますが、この2つの仕掛けがあれば港で気軽に釣りを楽しめちゃいます。
前室に餌を使わないジグヘッドリグとワーム、後室に撒き餌を使用するさびき針セットに分けるとわかりやすいですよね。
私の激推しワーム、ダイワ月下美人 ソードビーム イカゴロブラックは、夜釣りでの釣果が高いです。
イメージ的に黒は、「視認性が悪くて釣れにくいのでは?」と思われがちですが、ワームのシルエットがはっきりしているため、濁っている日にも強い特徴があります。
ジグヘッドを収納するケースは、スリムタイプのメイホウ スリットフォームケースJイエローがおすすめです。
ダイワワームホルダーM(B)にシンデレラフィット!実はライトゲームでよく使うサイズのケースが入るかどうかを1番試したかった!
ワームの収納に限らず、色んな収納パターンが試せる自由度の高いホルダーです!
ジグヘッドリグについては、こちらの記事にて詳しく説明しています。
仕掛けの取り付けに慣れていない方は、スナップがおすすめです。
仕掛けを組み直す際に、毎回ラインと結び直すのは、正直めんどいですよね...。
ラインと仕掛けの結び方については、こちらの記事にて紹介しています。
スナップにさびき針を付けて、その下にドンブリカゴをセット、手が汚れにくいチューブタイプの撒き餌を入れるお手軽コンボです。
アジ・イワシ・サバなどが狙えて、子供を連れてファミリーフィッシングにもおすすめです。
ライトゲーム特化型収納
ワームを使ったジグヘッドリグの他に、プラグやメタルジグも使いたい方のライトゲーム特化型収納です。
前室にワームとスケール、後室にプラグ・メタルジグも収納できる月下美人ジグヘッドケースを収納してます。
両面使用できる厚みのあるダイワ月下美人ジグヘッドケースもワームホルダーにジャストフィットです!
他にも色んなパターンがあるかと思いますが、ダイワワームホルダーM(B)で、自分の釣りのスタイルに合わせて「使いやすい」収納を探してみてください。
小物の収納に最適だけど・・・
ワームはもちろん、仕掛けの小物類の収納に便利なワームホルダーですが、使いたいモノを取り出すまでのアクセス数が気になります。
たとえば、ワーム1つを取り出す際に
- バッグを開ける
- ワームホルダーを開ける
- ワームを袋から開けて取り出す
の3回開ける工程があります。
ワームホルダーを購入するまでは、こちらのバッグを愛用していて、ホルダー不要でワームを立てたまま保管できるため
- バッグを開ける
- ワームを袋から開けて取り出す
の2工程で済むため、取り出しに大きな差が出てきます。
ポケット数を気にせず、好きなバッグで釣りに行けるワームホルダーか、機能重視のショルダーバッグにするべきか...。
新しい悩みが出ちゃいました(笑)しばらくは気分によってバッグを使い分けしてみようと思います。
ショルダーバッグについては、こちらの記事にて詳しく説明しています。
最後に
ダイワワームホルダーM(B)は、ワームを袋のまま収納するのに優れていますが、仕掛けなどの小物類の保管にも最適なホルダーです。
釣りをしている時の使いやすさだけではなく、ありがちな釣り場に着いてからの「アレ持ってくるの忘れた!」という忘れ物防止にも優れています。
バッグの中の整理・収納にお困りの方は、是非ダイワワームホルダーを試してみてください!