「釣りを始めてみたいけど、ハマるかわからないから予算はかけたくないなぁ」
釣りに興味はあっても、なかなか始められないですよね。
「まずはお試しで釣りをしてみたい」と思ってみても、ロッド(釣り竿)を購入するにも何が良いのかわからない、釣り場までの移動でロッドが折れないように収納や保管も頭を抱えてしまいます。
釣りにハマるかわからないのに、ロッド1本のためだけにロッドケースやロッドホルダーを購入してまで予算をかけたくないですよね。(笑)
そこで今回は、予算を抑えてロッドの保管も安心なコンパクトロッド「ギョルルド」をご紹介します。
釣り初心者はもちろん、旅行・出張先で気軽に釣りをしたい方にも楽しめるおすすめの1本です!
魚型コンパクトロッド「ギョルルド」
今回ご紹介するコンパクトロッドは、オルルド釣具おさかなロッド「ギョルルド」です。
オルルド釣具は、一部の釣具を除いて、性能より安さを追求しているブランドですが、ただ安いだけではなく、持ってるだけでも「面白い」「楽しい」を兼ね備えているので遊び心がくすぐられます!
ギョルルドは、収納時は29cm、伸ばすと160cmの長さで、港でのちょい釣りや子供でも扱いやすい丁度良い長さです。
私の行きつけの帯広の釣具店「アウトドアプラザ タケダ」(ブログ掲載許可いただきありがとうございます!)さんで、ロッドスタンドの真ん中に無造作に置かれていると、否が応でも目に止まります。
私の10才の長男、4才の次男がこの光景を目にして「なにこれ!?面白そう!」とならない訳がありません。
案の定「これで釣りしてみたいっ!」と子供たちにせがまれましたが、既に2本以上のロッドを所有しており、どう見ても私の持っているロッドより明らかにランクダウンするロッドを買う気にはなりませんでした。
しかし、釣具店へ行くたびに強制的に視界に飛び込んでくるギョルルドに、今度は私が気になってしまいました。(笑)
「ギョルルドで魚を釣れるのか試してみたい、魚の引きがめちゃくちゃ面白そう...。」
「ギョルルドがつかってほしそうにこちらをみている」
最終的には、子供よりも私が欲しくなって購入しました。(笑)ロッドに目があるのは反則ですよね。
釣り初心者に優しいお手頃価格
おさかな型コンパクトロッドのギョルルドは、実売価格2,000円以下で釣り初心者に優しいお手頃価格です。
私もそうでしたが、趣味として釣りにハマる前は、ロッドとリールの予算は安いほうが嬉しいですよね。
初めて釣りをされる方のロッド・リールの予算設定は、両方合わせて3,000円〜1万円以下あたりの価格で検討されていませんか?
私の経験では、釣具店によくある3,000円代の「ちょい釣りセット」でも魚は釣れるし、十分楽しめますが、リールのライントラブルが多くて壊れやすいため、あまりおすすめしません。
初めてロッドとリールを手にした私の弟は、1回目の釣行で魚と出会うことなく両方とも壊れてしまったと嘆いていました。
ロッドとリールはセットではなく別々、予算配分はロッドは安く、リールは高めがおすすめです!
なぜなら、ロッドは安価・高価にかかわらず、扱いに慣れていないと折れやすいからです。
ルアーが海底や海藻に引っ掛かり、「無理やり外そうとしてロッドが折れちゃった!」なんて話も釣り初心者あるあるですよね。
また、港についてワクワクしながら釣りの準備をしようとしたらロッドが荷物の下敷きになって折れちゃったというロッドの保管にも注意が必要です。呆然と立ち尽くして海を眺める経験は私だけで十分です!
釣りが趣味としてハマるかわからない時の「お試しの1本」は、安価なロッドで慣れることから始めましょう!
リールについては、5,000円以下でライントラブルの少ない、ダイワ20クレストがおすすめです。こちらの記事にて詳しくご紹介しています。
ギョルルドとダイワ20クレストで合計7,000円。
安物買いの銭失いを回避して、釣り道具のトラブルを軽減できる、私のおすすめの組み合わせです。
実際に使ってみた感想や釣果については、ギョルルドで釣れた魚でご紹介しています。
ロッドの保管に余計な神経を使わなくて良い
コンパクトロッドの弱点である穂先を、厚みのあるおさかなヘッドカバーでしっかりと保護してくれます。
また、結合部の凹凸でピッタリとくっつくので、カバーがズレたり、釣り場までの移動中に外れてしまうこともありません。
全力で握ってみてもビクともしません。
コンパクトロッドで、保管や釣り場までの移動中にロッドが折れる心配が無いのは余計な神経を使わなくて良いですよね!
抜群の携帯性能
穂先が守られているので、バッグの中に放り込んでも安心、抜群の携帯性能です。
高さ32cmのダイワワンショルダーLT(C)にロッド・リール・仕掛けを全て収納できちゃいます。
ショルダーバッグ1つで、釣り道具一式入っているのはかなり楽ですよね。
旅行や出張でもバッグにギョルルドを入れておけば、ちょっとした時間に釣りを楽しめる気軽さが良いですよね。
海まで車で釣行、バッグを開ける一手間さえ省きたいズボラな私は、トートバッグにロッドとリールを入れてすぐに釣りの準備ができるようにしています。
最近、私が絶賛どハマり中の釣具メーカー、エイチ・エー・エルのトートバッグです。
ロッドホルダーやロッドケースを別に購入する必要もなく、どこにでも置ける携帯性や自由度の高さは、置き場に困らず圧倒的に楽です!
リールのセットも超簡単!
ギョルルドにリールをセットするのも超簡単です!
おさかなヘッドカバーを外して、ロッドの根元部分を引っ張ると...。
画像に躍動感は一切ございませんが、リールをセットする、おさかな背骨リールシートが出てきます。
次に、リールシートの下側にリールを差込みます。
リールシートの上部分は、ナット状になっているので、クルクル回してリールを固定します。
リールが動かなくなるまで締めたらセット完了です!
この状態で、ガイドにラインを通して仕掛けをセットすると釣りの準備が楽ですよ。
ラインと仕掛けの結び方については、こちらの記事にて紹介しています。
ギョルルドで釣れた魚
安価で見た目も楽しいギョルルドですが、重要なのは「魚が釣れるのか」の1点に尽きます。
港の夜釣りで2回、渓流釣りで1回の釣行をしてきました。残念ながら、渓流は釣果0の不発に終わってしまったので、港の夜釣りの釣果実績をご紹介します。
今回、夜釣りで使用したジグヘッドとワームです。
夜なのに黒いワームって釣れないイメージがあったのですが、魚が面白いように反応してくれるので、超おすすめです!
クロソイ・エゾメバル
クロソイ・エゾメバルは、ロッドを振って仕掛けを飛ばすキャスティングに慣れていない方や子供でも楽しめます!
港の常夜灯付近の岸壁足元や、停泊している船の間に仕掛けを真下に落とし込むだけです。
この日は15cm〜26cmのクロソイが釣れました。
このくらいのサイズでも、クロソイの根に潜ろうと下に突っ込むパワーでギョルルドがぐんにゃりしなって、最高に楽しいです!
北海道ではガヤと呼ばれる小さなエゾメバルも良い引きを見せてくれました。(笑)
海面が近い安全な足場で、子供と一緒に楽しめます。
サバ
難易度は少し上がりますが、同じ仕掛けでキャスティング、仕掛けが着水したと同時にゆっくりとリールを巻いてサバが釣れました。
20cmほどのサイズですが、クロソイとは違った引きで面白いですよ。
今回は夜釣りだったので試していませんが、サビキ針でサバが2〜3匹まとめて釣れるかも検証していきたいと思います。
最後に
2,000円以下のおさかな型コンパクトロッド・ギョルルドは、今までの経験から安いロッド=すぐ折れると正直思ってました。
しかし、使ってみると港で楽しむには十分な性能で、専門性の高いロッドとは一味違う面白さがあります。
釣りをしない保管時にも不意に折れる心配もなく、釣り初心者がお試しで始めるには「優しい1本」と感じます。
また、旅行や出張先でちょっとした時間に釣りに行けるように、バッグに忍ばせておくにも「安心な1本」です。
おさかな型コンパクトロッド・ギョルルドで気軽に釣りを楽しみましょう!