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アブガルシア ZENON LTXを4年間使い続けて感じたこと|軽さよりも「扱いやすさ」が光るベイトフィネスリール

2022年6月の発売当初に購入したベイトフィネスリール、アブガルシアZENON LTX

気が付けば渓流トラウト夜釣りのライトロックゲームを中心に、約4年間使い続けてきました。

最近は次々と新しいベイトフィネスリールが登場していますが、いまだに一軍として使い続けているリールです。

今回は4年間使ったからこそ分かった、ZENON LTX本当の魅力についてレビューしていきます。

アブガルシア ZENON LTXの7つの魅力!

今回ご紹介するのは4種類のラインナップで展開されているZENONシリーズの1つ、アブガルシア ZENON LTXというベイトフィネスリールです。

アブガルシアのベイトリールと言えばZENON登場前はRevoが最上位モデルだったのですが、Revoの上位機種として、すなわちフラッグシップリールとしてZENONが登場した当時はアブガルシアファンの方はもちろん、日本の釣り業界がちょっとざわついた注目度の高いリールです。

ZENON LTXの基本スペック

  • 自重:150g
  • ギア比:8.3:1
  • 最大ライン巻取:78cm
  • 最大ドラグ力:5kg
  • ラインキャパシティ:6lb:70m 8lb:50m PE1号:100m
  • ボール/ローラーベアリング:9/1

基本スペックの詳細については、アブガルシアを取り扱っている釣具の総合メーカー、ピュア・フィッシング・ジャパンの公式HPをご確認ください。

ZENON LTX(ゼノン エルティーエックス)abugarcia.jp

上記の性能も含めて、私が「ZENON LTXを4年間使い続けてる扱いやすさを知って欲しい!」と感じる7つの魅力をご紹介します。

1.スペックより先に伝えたい「一番の推しポイント」

ZENON LTXで一番気に入っているのは、軽さではありません

それは

エルゴノミックデザインによる圧倒的なパーミング性能です。

購入前は150gという軽量ボディに注目していました。

しかし実際に使い込んでみると、軽さ以上に恩恵を感じたのが握りやすさでした。

私はFishmanの赤塚ケンイチさんのキャストスタイルを参考に、3フィンガーでパーミングした状態からキャストすることが多いのですが、ZENON LTXはこの握り方との相性が非常に良いです。

リールを包み込むように握ったときに手のひらへ自然に収まり、指の収まり方にも違和感がありません。

youtu.be

渓流でピンスポットへテンポ良くキャストを繰り返す場面でも、夜のライトロックゲームで細かな操作を続ける場面でも疲れにくい。

この「握りやすさ」はスペック表では伝わらない部分ですが、4年間使い続けて最も価値を感じているポイントです。

2.軽さは確かに凄い。でも私の中では二番手

もちろん150gという軽さ大きな魅力の1つです。

長時間の渓流歩きではタックル全体の軽さが疲労軽減につながりますし、ロッドとのバランスも取りやすくなります。

ただ、個人的には

「軽いから使いやすい」

ではなく

「扱いやすいリールが結果として軽かった」

という印象です。

実際に開発コンセプトを見ても、ZENONシリーズは単純な軽量化だけではなく、操作性や扱いやすさを重視した設計思想が採用されています。

4年間使った今でも感じるのは、

  • キャスト時の一体感
  • 巻きの軽快さ
  • 手への収まりの良さ
  • 長時間使用時の快適さ

こうした総合的な操作性の高さです。

軽さはその魅力を構成する一要素に過ぎないと思っています。

3.渓流トラウトで感じたメリット

渓流では3g~8gのミノー、スプーンを中心に使用しています。

アップクロス、クロス、ダウンクロスと様々な角度へキャストを繰り返しますが、パーミングしたままロッド操作へ移行しやすいのが大きなメリットです。

着水後すぐにトゥイッチへ移れるので、ルアー操作が非常にスムーズ。

特に木の枝の下や対岸際などのピンスポットを撃つ場面では、この操作性の高さが釣果にも直結していると感じています。

初心者でも簡単に設定できるマグネットブレーキもピン撃ちが決まりやすく、万が一バックラッシュした時も致命傷になりにくくほどきやすいのも助かります。

マグネットを8個使用しており、ルアーの重さに合わせて細かいブレーキ調整ができます。

渓流ベイトフィネスで私が愛用しているロッドはアブガルシア トラウティンマーキスアスレイ462UL。 50オーバーのデカニジにも負けないロッドパワーの優れものです^^

4.夜のライトロックゲームとの相性も抜群

夜釣りのライトロックゲームでは、ジグヘッドを使うことが多いです。

暗闇の中では視覚情報が少なくなるため、リールの操作感や手に伝わる感覚がより重要になります。

ZENON LTXは手の中での存在感が自然で、パーミング状態からの操作が非常に快適。

集中力が切れにくく、長時間の釣行でもストレスを感じません。

渓流用として購入したリールでしたが、今ではライトロックゲームでも欠かせない存在になっています。

夜釣りは気楽にまったり楽しみたい派なので、ロッドはズームサファリ565Lをメインに楽しんでます。

5.4年間使って分かった耐久性の高さ

4年間、渓流トラウトと夜釣りのライトロックゲームで使い続けてきたZENON LTX。

当然ながら外観には傷が増えました。

渓流では岩に当たることもありますし、車への積み込みや移動時に細かな擦り傷が付くこともあります。

新品同様とは言えない状態ですが、それでも今なお一軍として使い続けられている理由があります。

それがボディの堅牢性内部機構の耐久性です。

購入当初と比べて外観は使い込まれた雰囲気になりましたが、フレームの剛性感に不満を感じたことはありません。

キャストフィールや巻き心地も大きく崩れることなく、今でも快適に使用できています。

また、ZENON LTXには塩ガミ現象を激減するソルトシールドボールベアリングが採用されています。

私は主に淡水の渓流トラウトで使用していますが、夜釣りのライトロックゲームでも使用しており、海水環境での使用機会も少なくありません。

使用後の水洗い定期的なメンテナンスは行っていますが、4年間の使用を経ても大きなトラブルはなく、回転性能も良好な状態を維持しています。

最新モデルや新技術に目が行きがちな釣り具ですが、長く使い続けられることもタックル選びでは重要な要素だと思います。

ZENON LTXは「軽量ベイトフィネスリール」であると同時に、「長期間安心して使える実戦向きのリール」だと感じています。

6.フラッグシップ機の中では比較的手が届きやすい価格帯

ZENON LTXを購入した理由のひとつが価格でした。

各メーカーのフラッグシップモデルは年々高価格化が進み、ベイトフィネス専用機はかなり高額なモデルが増えています。

その中でZENON LTXは、ハイエンドモデルとして十分な性能を持ちながら、実売価格は比較的抑えられている印象です。

もちろん決して安価なリールではありません。

しかし、

  • 優れたパーミング性能
  • 軽快なキャストフィール
  • 十分な剛性感
  • ソルト対応の耐久性
  • 長期間使える信頼性

これらを4年間使って実感した今では、価格以上の価値を感じています。

実際、新製品が登場するたびに買い替えを検討することもありますが、ZENON LTXは今でも現役。

結果的に長く使い続けられていることを考えると、コストパフォーマンスはかなり高いリールだと思います。

「最高峰の性能は欲しいけれど、少しでもコストを抑えたい」

そんなアングラーにとって、ZENON LTXは有力な選択肢になるはずです。

7.4年間使っても一軍から外れない理由

新しいリールが発売されるたびに気になるものは増えます。

それでもZENON LTXが一軍から外れない理由はシンプルです。

「使っていて気持ちいいから」

スペック競争だけなら新しい選択肢はいくらでもあります。

しかし実釣で何時間も握り続けるのは自分自身。

だからこそ、

  • 握りやすい
  • キャストしやすい
  • 疲れにくい
  • 操作しやすい

という部分が最終的な満足度につながっています。

最近気になっている「ZENON Mg BF Spool」

実はまだ購入していないのですが、最近かなり気になっているのがAbu Worksの「ZENON Mg BF Spool」です。

純正スプール約12gに対して、Mg BF Spoolは約8.8gまで軽量化されており、約27%の軽量化を実現しています。

単純に軽くなっただけではなく、カム式可動板による独自ブレーキシステムも搭載されているため、軽量ルアーの扱いやすさ向上にも期待できます。

渓流でさらに軽いミノーや小型スプーンを使う場面、ライトロックゲームで軽量リグを扱う場面ではかなり面白そうです。

現時点では未購入なので実使用レビューはできませんが、ZENON LTXユーザーとしては非常に気になるカスタムパーツの一つです。

まとめ

アブガルシア ZENON LTXを2022年の発売当初から4年間使い続けてきましたが、今でも一軍から外れる気配はありません。

購入当初は軽量なベイトフィネスリールという印象でしたが、実際に使い込んでみると本当の魅力は別のところにありました。

最も気に入っているのは、エルゴノミックデザインによる優れたパーミング性能です。

さらに4年間使い込んで傷だらけになった現在でも、キャストフィールや巻き心地に大きな不満はありません。

ソルトシールドベアリングや高いボディ剛性のおかげで、淡水・海水の両方で安心して使い続けられています。

そして見逃せないのが価格です。

他メーカーのフラッグシップモデルと比較すると実売価格は比較的抑えられており、性能と価格のバランスに優れています。

軽さだけではなく、

  • 握りやすさ
  • 操作性
  • 耐久性
  • コストパフォーマンス

これらを高いレベルで両立したベイトフィネスリール。

もし今、「長く使えるハイエンドベイトフィネスリール」を探しているなら、ZENON LTXは今でも十分有力な選択肢だと思います。

そして私自身、次のステップとしてZENON Mg BF Spoolの導入も気になっているところです。